ありがとう💐



「虹の橋」





天国の一歩手前に
虹の橋がある
人と深い絆をもっていた猫が
この世で力尽きたとき
虹の橋にたどりつく


草地の丘が彼らを迎え
楽しく遊びながら時をすごす
飢えることも渇くこともない
いとしい猫は暖かな日差しを浴び
つらいことなど何もない


病んでいた猫は健康を
老いていた猫は若さを取り戻す
傷は癒え不自由であった身体には
力がみなぎる
あなたの記憶にある
懐かしい姿のままだ
猫たちは皆満たされている


だが気になることがひとつだけ
ただひとつだけある
元の世界に残してきた人のこと
そのことが心を離れない


猫たちは虫を追い
風にそよぐ草にたわむれている
そんなある日
一匹がふいに頭をもたげ
遠くを見やる
その目に光が宿り身体がふるえたつ
仲間から離れ草地を走り始める
尾をピンと立て鳴きながら
まっしぐらに


あなたを見つけたのだ
そしてついに巡りあう
再会に喜び
あなたは猫を抱きあげる
もう二度と離れることはない
猫は喉を鳴らし
あなたは愛しい頭を撫でる
柔らかく暖かい身体に頬を寄せる


会いたかった
淋しかった
これからはずっと一緒
ともに虹の橋を渡ろう



2月15日10時35分
通院していた🐈‍⬛が、私と息子が見守る中で旅立ちました。
18歳8ヶ月、人間の年齢にすると96歳だそうです。
とても静かで、多分ほとんど苦痛は無かったと
思います。


今まで見送ったどの仔達より、綺麗な姿でした。
まるで眠っているみたいで、
何度も確かめてみたりしてね、
通院頑張ったね、えらかったねって
声をかけてさするのが、精一杯でした。



12日くらいから、フードもお水も受け付けなくなってから、
14日まで点滴と利尿剤の通院は続けましたが
もう限界だったのでしょう。
あっという間でした。


16日にお寺で、荼毘に付してきました。


今日お迎えに行って一緒に我が家に帰ってきました。


先に行った仔達と会えたでしょうか?
もう少しだけ、
虹の橋のたもとで、待っていてね。